沖縄県には、本州などでは見られないような生き物が見られることでも有名です。そこで今回は、沖縄県の哺乳類、動物編について紹介します。沖縄県には約30種類ほどの哺乳類が生息しているといわれています。有名なところでは、西表島に生息しているイリオモテヤマネコ、また沖縄島や石垣島などは山地が発達していることからリュウキュウイノシシが生息します。
コウモリやネズミの仲間の中にも本州には見られないような特異な種類が生息していて、近年ではヤンバルホオヒゲコウモリ、リュウキュウテングコウモリなども新種として発表がなされています。沖縄県に生息する哺乳類の多くが、実は絶滅のおそれのある種類に選定されている生き物です。絶滅種の中にはオキナワオオコウモリ、ミヤココキクガシラコウモリなどがあげられます。

在来の野生動物としては、以前までは西表島のイリオモテヤマネコしか存在していませんでしたが、近年では外来獣が数を増やす傾向にあります。その種類はマングースやノネコと呼ばれる生き物で、これらが在来種を捕食するなど、これからの生態系が懸念されています。沿岸地域に住む海獣であるジュゴンは、現状確認されている個体は非常にわずかな数となっています。ジュゴンは絶滅が非常に危惧されている状態だとわかるでしょう。
沖縄県は澄み切った海や緑いっぱいの森など、都会では味わえないような大自然を味わうことができるのも一つの醍醐味と言えます。自然豊かな沖縄県だからこそ、普段の生活ではあまり目にすることができないような希少な野生生物にも出会えるかもしれません。多くの人が沖縄で会ってみたい野生動物としてザトウクジラをあげています。ザトウクジラは水族館でもなかなか見ることができない種類であり、見てみたいと考える人が多く見られます。
実際の海で会うことができれば感動を味わうことができ、その圧倒的な大きさを自分の目で確かめたいと考える人が多く見られます。沖縄県に行ったらダイビングを楽しみたいという人も多いですが、水中でクジラと一緒に泳ぐことができれば、それは一生の思い出に残ることでしょう。そして沖縄県の野生動物にはマングースも見られます。ハブ対マングースの戦いを思い浮かべる人も多いかもしれません。

そのほかにも哺乳類ではありませんが、ウミガメやヤンバルクイナなども人気を集めています。さまざまなツアーも登場し、これから出かけるのであれば、気になる野生動物に出会えるプランを練ってみるのも楽しいことでしょう。
オキナワ オオ コウモリ 大き さやその生態について

日本にも絶滅危惧種と言われる動物がたくさんいます。コウモリもその一つに数えられるんです。しかしながら日本にはまだ35種類程度のコウモリが存在していると言われます。夏の夕方に飛んでいるところを見ることもあるでしょう。日本では小型のコウモリと沖縄に生息するオオコウモリの2種に大別できるんです。
オオ コウモリ 大き さは大きいということは知られていますが、中でもオキナワ オオ コウモリ 大き さが群を抜いていると言われます。その体調は1mにも上るということで驚かされるのです。耳は小さく目が大きく夜行性で知られてます。世界中にオオコウモリは生息してますが主に熱帯地域に生息しているんです。小笠原諸島南西諸島にオキナワ オオ コウモリは生息しているのですが、その数が減ってきている為、国指定天然記念物に指定されてます。
なぜオキナワ オオ コウモリの数は減少の一途をたどり絶滅危惧種までになったのかというのは、森林の減少に原因があると言われているんです。はっぱや果実を食べる植物性のコウモリであり、なおかつ住処の森林が奪われたことでその数が減少していったわけです。オキナワ オオ コウモリは現地に行かなければ見られないと思われがちですが、上野動物園や大阪天王寺動物園にもいて会いに行くことができます。