仕事や家事などに追われた日々を過ごしていて、何もしない時間をゆっくりと過ごしたいと感じた時には公園に出かけてみましょう。
誰もが自由に利用できる公園は身近な場所に点在している上にそれぞれ異なる特色を持っていますし、少し足を伸ばして森林公園などに出かけてみると自然を体いっぱいに感じられます。そのような公園は、誰もが気軽に利用できる開かれた空間であるが故に過ごし方の自由度も高いので、訪れた時の気持ちによって思い思いに過ごせます。
多忙な日々に追われた生活をしていると自分自身が行いたい事や目標などを忘れてしまいやすいものですが、近い将来または遠い将来においてやりたい事がわからなくなってしまった時には、公園に行き自分と向き合ってみると良いです。穏やかな時間が流れる公園内をゆっくりと歩けば木々や葉、土の香りも相まって物事がシンプルに考えられるようになりますし、考えついたアイディアなどはベンチなどに腰をかけてノートや手帳などに書き記していくと、考えが整理できて客観的に見られます。
同様にベンチなどに腰を掛けて過ごす時にあると良いのが本であり、本はいつでも手に取る事ができる作品ではあるものの、様々な物事が溢れている家の中ではなかなか手を伸ばしてゆっくりと読書を楽しむ事がしにくいものです。公園であれば手にしている本のみに集中する事ができるため読み進める事ができなかった本を読み進められる上に、普段とは異なる香りや音を感じながら読み進めていくからこそ内容が頭に残りやすいです。
もちろん、公園に出かけて意識的に何もせずに過ごすというのも良い過ごし方であり、特に木々や花などが豊富な森林公園であれば飛んでくる野鳥の数なども多いので、何もせずに鳥のさえずりなどに耳を傾けていれば普段は感じられないリラックス効果が感じられます。そして、公園に出かける時にはコーヒーや紅茶を手にして行けば長居しやすくなる上に、美味しい空気の中でますますコーヒーや紅茶が美味しくなります。