大きな公園にはアドベンチャーコースと呼ばれる、アトラクションがあります。これはフォレスト アドベンチャーとも呼ばれ、何か新しいことや興奮で胸が高鳴るようなことをしたいと思っている人の期待に応えます。

アドベンチャーコースの概要ですが、ローロープやハイロープを使って美しい木々の間を登り、ジップラインでその壮大な影の中を滑空するものです。特別な樹上体験と呼ぶべきもので、ダイナミックな滑空は子供にとって特別な経験となるはずです。このようなアトラクションの経験のない大人にとっても、非常に意義深いものになります。頭部にGoProのような小型のカメラを設置して滑空すれば、SNSで話題を呼ぶ映像が撮れます。
どのアドベンチャーコースもまず、安全に関する説明と練習を行います。この種のアクティビティが初めての方でもご安心して参加できます。スキー場のように難易度別に分けされているところもあり、初心者コースで物足りなくなってから、難易度の高いコースにチャレンジすることも可能です。
もっとも簡単なコースはキャノピーコースと呼ばれます。ロープを使った安全確保には大きく分けて、セルフビレイとコンティニュービレイがあります。2つのうち簡単であり、子供でも利用可能なコンティニュービレイを使って挑戦することになります。これは自分で器具を使わずに安全確保ができるので、小学校低学年から利用することができるでしょう。ただしその年齢層の子供が利用できないアドベンチャーコースもあるため、注意が必要です。
キャノピーコースで遊び、コースのポイントを押さえたら難易度の高いコースで遊ぶのがおすすめです。セルフビレイには、セルフビレイコードとハーネス、カラビナを使います。使い方を覚えてしまえば難しいありません。遊びながら、ロープクライミングの基礎を学べると思って構いません。
フォレスト アドベンチャーの中でも刺激が強いのが、夜の滑空です。無数の木々の間にLEDライトを配置して、そこで滑れるコースがあるのです。まるでピーターパンになって夜の森を飛んでいるような感覚に襲われます。他の遊びでは経験できない感覚ですから、ぜひ試してもらいたいです。
上記の遊びは体力を使いますし、体力の必要性を感じさせます。楽しい思いをしたいならば日頃から体を鍛えなければならない、という教訓を与えてくれます。大人も子供もアドベンチャーコースで遊ぶことが、運動をはじめる動機となりえるのです。